「副業をやってみたいな。副業に興味はあるけど、リスクがありそうだから注意点が知りたいな。」
「副業をやるメリットとデメリットが知りたいな。」
2018年1月から日本政府は「モデル就業規則」を改定し、働き方改革の一貫で「許可なく他の会社などの業務に従事しないこと」の規定を削除しました。副業・兼業に関する規定を新設したことで、「副業解禁」されました。
副業解禁されてから時間は経過し、現代では新型コロナウィルスによる影響で賃金カット・リストラが進み、本業だけではなく副業も活用して個人として稼げるようになる流れが強くなってきました。
副業をやろうと思うけれど、どんなことに気をつければ良いのかわからない人も多いことでしょう。
そこで本記事では副業を始める上で気をつけることや副業のメリットデメリットについて解説します。
この記事を書いている私自身も本業の傍、副業を行っています。私の経験をもとに副業について解説します。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
副業を始める前に知りたいこと
副業は本業があるにもかかわらず、こっそりとお金を稼ぐずるいことというイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。確かに本業以外からお金を得る機会がありますが、決してずるいものではありません。
副業を上手に選ぶことで、本業にプラスの効果が出てきて本業でも成果や売り上げが上がりやすくなります。
例えば、美容師がYouTubeで日常のおしゃれな動画を上げることで、美容師自身にファンが付き、売り上げを上げることが出来ます。更には、YouTubeで動画を上げたことに対して、広告収益が入ってくるので副業としても稼げます。
副業をやることで本業にもプラスに働くことは大いにあり、会社や店舗の売り上げ貢献になります。副業はずるいものではなく、本業以外の時間でスキル形成や売り上げ向上に呼応権できる手段なので、決して後ろめたいことはありません。
副業のメリット5選
副業をやるとたくさんのメリットがあります。ここからは副業のメリットについて厳選した5選を紹介します。
1本業にもプラスになる
副業によっては本業にもプラスの効果を生むものもあります。普段ITエンジニアとして働いているのであれば、クラウドソーシングサイトなどでプログラミングの仕事を自分で受注してみることで、エンジニアとしてのスキルが上がり、本業にも良い影響をもたらすことでしょう。
普段本業でやっている仕事を副業でも実践することで、お金を稼げるだけでなく、その後本業でも成果を出しやすい状態にもなります。副業と本業を組み合わせることで相乗効果を生むことが出来ます。
2お金を稼げる
副業をやることで、お金を稼ぐことが出来ます。当たり前ではありますが、自分の持っているスキルでお金を稼ぐことができることが副業のメリットです。本業の仕事で身につけてきたスキルを活用して、自分でお金を稼ぐことが出来ます。
副業の内容や持っているスキルにもよりますが、お小遣い稼ぎから本業を越えるような収入を得ることが可能です。副業は独立することができるレベルにまでいける可能性もあります。
3本業以外で人脈が広がる
副業を通して、これまで出会わなかったような本業にはいないタイプの人たちと出会うことが出来ます。副業は他業種の人たちが入り混じっている世界なので、常に新たな出会いがあります。
特にクライアントワークを副業でやると、決済権を持っている経営者から同じように副業をしている人にまで出会うことが出来ます。また、インフルエンサーが主催しているオフラインイベントに行くと、自分よりも副業で稼いでいる強者に出会うことができるので、人脈の幅は広がります。
4節税ができる
副業を通して、節税が出来ます。副業で稼いだお金を確定申告で税務署に報告する必要がありますが、この確定申告で節税をすることが出来ます。確定申告時に、副業で売り上げたお金に対してかかった経費を申告することで経費分を節税することが出来ます。
5お金のことを勉強できる
副業で稼いだお金に関して、確定申告することでお金について真剣に向き合えるようになります。これまでサラリーマンとして働いてきて、税金のことは年末調整程度でしか関わるしかありませんでした。しかし確定申告をすることで税金について考えるようになり、お金について真剣に勉強できるようになります。
副業のデメリット5選
副業には良い面もあれば、悪い面もあります。ここからは副業のデメリットについて5つ紹介します。
1時間の確保が大変
副業をやるには時間の確保がある程度必要になります。副業の内容にもよりますが、手間暇かかるような仕事の場合、時間の確保が出来ないと仕事自体ができません。副業をやるのであれば、一日のうち、なるべく時間を確保できる努力をしましょう。
2スケジュール管理
副業をやると、スケジュール管理が大変です。クライアントと関わる副業をやると、納期が決められていることがほとんどです。クライアントワーク以外の仕事でもある程度は予定を決めて動く必要はあります。副業で稼ぎたいのであれば、スケジュール管理には気をつけましょう。
3確定申告が面倒
副業で稼いだお金を申告する確定申告が面倒に感じることが割とあります。一年間使ってきた経費の集計をし、帳簿を作成する必要があるので面倒臭いと感じる人は多いです。
個人で税理士に税金周りを依頼することも可能ですので、ある程度副業でお金を稼げるようになってきたら、税理士に依頼をするのも良いでしょう。
4体調管理に苦労する
副業をすると、本業以外でも仕事をするわけなので体力を持っていかれやすいです。体力を奪われてしまうわけなので、体調を崩してしまう可能性も大いにあります。前日に遅くまで副業の作業をしすぎて翌日の仕事に悪影響を及ぼすということもあります。
日々の生活をより良くするために、副業を行うので本業に支障が出たら元も子もありません。副業をするときには、本業と両立できる範囲で、体調管理に気をつけて取り組みましょう。
5プライベートとの両立に苦労する
副業をすると、プライベートとの両立に苦労します。家族や恋人がいる人の場合、休みの日などの時間を家族や恋人に当てなくてはいけない場面は多々出てきます。
副業をする時間も確保しなくてはいけないので、割とプライベートとの両立に苦労します。
副業は本業とプライベートの時間、それぞれを上手に両立させることで、日々の生活は潤います。副業で上手く回り始めると、時間管理やこれまで無駄だった時間を見直すチャンスでもあります。副業と本業、苦労する場面は多いですが、成長機会と捉えて前向きに取り組みと良いでしょう。
副業の注意点
副業をするときに注意しなくてはいけないことは、本業との両立ができるようにうまくバランスを取ることです。最近でこそ、働き方改革が促進されたことで残業がより一層厳しくなり、自分の時間を取りやすくなって副業をしやすくなりました。
副業に熱中するあまり、本業を疎かにしてしまっては本末転倒です。副業に取り組む目的は人それぞれですが、会社に勤めている以上、勤め先の仕事を疎かにするのは良いことではありません。
本業に支障が出過ぎてしまうと、周囲からの評価が落ちて、最悪の場合あまり望まない人事異動が起きる場合もあります。本業で悪影響が出ないように、副業はうまく調整するように心がけましょう。
副業をしたら確定申告をしましょう
副業をしたら、必ず確定申告をする必要があります。確定申告は適切に税金を納めなくてはならない日本国民の義務です。日本で生活する以上、日本のルールに合わせて行動をとる必要があります。
副業で稼いだら、必ず確定申告をしましょう。確定申告をすることで、売り上げを上げるために必要な支出を経費とすることが出来ます。経費として確定申告をすることで、税金を抑えることが出来ます。
確定申告を正しく行うことで、国民の義務を果たすだけではなく、自分のお金を守ることも出来ます。副業でお金を稼ぐだけでなく、税金をコントロールすることで手元のお金を守ることができるのです。
副業をしていることを知られたくない人が取るべき行動
副業をしていることを周囲に知られたくないのであれば、副業の話を仲が良い人であってもしないようにしましょう。どんなに信用している人であっても、ふとした瞬間に話題に挙げられてしまうということも起こり得ます。
副業をしていることはなるべく周囲に話をしないようにしましょう。また、SNS運用でも個人情報を特定されるような発信をすることは控えましょう。あまり見られることはないと思っても、会社の同僚や知り合いも見てしまう可能性は大いにあります。
副業をするときにSNS発信は避けられないので、なるべく個人を特定されるような発信やプロフィールを作るのはやめましょう。少しの気の緩みがやがて大きな問題に発展することもありえますので、十分に気をつけましょう。
まとめ
今回の記事では副業のメリット・デメリットについて解説しつつ、副業の注意点について解説しました。今回の記事のポイントは以下の通りです。
・副業は本業の成果にもつながることもあり、確定申告をすることで手元のお金を増やすことができる。
・副業は時間の確保をある程度行う必要があり、プライベートとの両立に苦労する。
・副業をするときに注意したいことは、本業と上手く両立させること。
本業以外でも収入を得たいという気持ちから副業に挑戦することが多いですが、副業はお金を稼ぐ以上にたくさんの経験を積むことが出来ます。本業では出会えない人に出会えて、本業では得られない経験を積むことが出来ます。
副業を通して確定申告をすることで、税金についても真剣に学ぶことが出来ます。お金と真剣に向き合う機会を得られるということからも、副業は良い経験になります。
少しでも副業に興味を持てたら、ぜひ気になる副業に挑戦してみましょう。