「副業をやってみたい。介護士だけどどんな副業が向いているのかな。」
「おすすめな副業が知りたいな。」
物価上昇が著しい昨今。なかなか今勤めている勤務先でも給料が上がりにくくなっている状況が続いていることでしょう。
特に介護業界では、賃上げが比較的進んでいる状況にあるとはいえ、なかなか給料が増えという方も多いかと思います。
国も推進している副業を始めようと試みる人たちも少しずつ増えてきていますが、何をしていいのかわからない人も多いことでしょう。
副業と聞いたらコンビニなどのアルバイトを想像してしまう人も多く、本来の副業とは違うものを想像してしまう人も多いようです。
実際に介護の仕事をしていると、本業の仕事が終わった後にさらにもう一つの勤め先に出向いて仕事をするというのは非常に大変なことでしょう。
そこで今回の記事では、介護職の方でも無理なく継続して続けやすい副業について紹介しつつ、副業での注意点についても解説をしていきます。
こちらの記事を書いている私は、普段は会社に勤めていながら副業として数多くのジャンルの記事を作成して、クライアントに納品する仕事をしています。
今回は私の経験に基づいて、介護職の方が続けやすい副業とその注意点について解説します。
今回の記事を読むことで、漠然とした副業に関する疑問が解決できて、副業選びの役に立つことでしょう。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
そもそも介護職でも副業はできるものなのか
結論として、介護職でももちろん副業できます。近年では国の後押しもあって副業を推進するような動きもあります。企業ごとに副業に対する方針は様々ですが、各自が自己判断のもとで副業に取り組んでいます。
介護職の方も例外ではなく、他の産業や業界の人たちと同じように副業に取り組むことができます。ただし、副業をやるにあたってご自身の本業と両立ができるかどうかというのも判断軸にしたいところです。
本業の仕事もしっかりと対応して、空いた時間や体力の余力を使って本業とは別の収入を得ることが大切です。あくまでも本業の仕事ありきで進めていかないと本業の仕事がうまくいかなくなってしまい、本末転倒な事態になりかねないので、ある程度うまく立ち回る必要があります。
副業を選ぶ基準とは
副業をやる上で、本業と両立しやすいものを選ぶと良いでしょう。副業はあくまでも本業の収入にプラスアルファされるものであるので、本業の仕事がおろそかになっては本末転倒です。
副業を選ぶ基準は、本業の終業後や休日に無理なく働けるものかどうかという観点で選ぶと良いでしょう。特に大切なことは、副業をすることで本業+アルファの時間で働くこととなるので、体調管理も気を使いたいところです。
次の日に本業の仕事をするときに体調不良などで仕事に影響を及ぼすと、本業での評価が下がってしまう可能性があります。副業をやるときには、本業の仕事に影響や支障が起きない程度に取り組めるものにすると良いでしょう。
介護職におすすめの副業5選
介護職の方におすすめの副業をこの章では5つ紹介します。介護の仕事をしながらでも両立しやすい副業を厳選して紹介しているので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
1.Webライター
ブログ記事やコラム記事の作成で稼ぐ仕事です。クライアントから記事の作成を依頼されて、出来上がった記事を納品するまでの仕事が主に多いです。
2.動画編集
YoutubeやTikTokなどの動画投稿サイトに上げる動画の編集を行う仕事です。クライアントから直接動画編集の仕事を請け負うか、もしくは動画編集ディレクターから動画編集案件を請け負うかのどちらかになります。
3.物販
アパレルや家電などを安く仕入れて、メルカリやヤフオクの相場通りの金額で商品を販売する仕事です。基本的にリサイクルショップやECサイトで商品を安く仕入れてきて、販売をします。
4.ブログアフィリエイト
ご自身で作ったブログにアフィリエイトと呼ばれる広告を掲載して、広告収入を得る仕事です。掲載している広告をクリックしたり、運営しているブログ経由で商品が売れるとキックバックが入ってくる仕組みです。
5.インスタアフィリエイト
ご自身で運営しているインスタにアフィリエイト広告を掲載して収益を立てる方法です。インスタもブログと同じように、アフィリエイト広告を掲載することができるので、ブログと同じような仕組みで稼げます。
介護職が副業をするときに注意したいこと
介護職が副業をするときに注意したいことは、本業の仕事に悪影響を及ぼさないことです。副業をしすぎて気力体力がすり減ってしまい、翌日の仕事のパフォーマンスが落ちてしまったら本末転倒です。
特に本業の仕事終わりに副業で居酒屋やコンビニでアルバイトをしてしまうと、翌日の仕事に大きく影響が出てしまいます。副業をするときには、いかに翌日の本業に影響しないように気力・体力を残しておけるかがポイントとなります。
副業で気力・体力を消耗しすぎないようにするためにも、在宅でできる仕事を副業にするのがおすすめです。仕事が終わったら、すぐに身の回りの支度をして翌日に備えて睡眠をすぐに取れます。副業をしたいのであれば、在宅でできる仕事に挑戦してみましょう。
介護職は副業バレしないのか
副業は基本的にある二つのことを必ず守ればバレることはありません。それは確定申告時に住民税の納付を自分で支払うことと、職場の人たちに副業について言わないことです。
副業をしていることがバレるには、あなたの給料から天引きされる住民税が他の従業員よりも多く支払っていると、会社も不審に思い、バレてしまうことがあります。この場合は確定申告書類の提出のときに、自分で住民税を納付することで、住民税の金額で副業バレを防ぐことができます。
また、副業をしていることを同僚などに自慢をして、副業をしていることが職場にバレてしまうケースがあります。副業をしてつい副収入が入ってくると、嬉しくなって自慢したくなる気持ちはありますが、同じ職場の人につい話をしてバレるケースがあります。
副業バレを防ぐ方法
副業をしていることをバレないようにするには、住民税の支払いを自分ですることと、職場の人に言わないということを徹底することです。特に注意したいことは、意外と職場の人に副業の話をしてしまうということです。
住民税の支払いは事務的に行えば、よほどのことがない限りは問題にはなりませんが、一番の落とし穴は職場の同僚から副業がバレてしまうケースです。この人であれば大丈夫であろうと思っていても、気がついたら副業が周囲にバレていたということはザラにあります。
特に副業で成果が出始めたあたりになると、つい気が緩んで周囲に話してしまいがちです。成果が出始めて嬉しくなる時であっても周囲に副業のことについては話をしないようにしましょう。
まとめ
今回の記事では介護士におすすめの副業を紹介しつつ、副業の注意点について紹介しました。今回の記事のポイントは以下の通りです。
・介護職でも副業は可能。ただし、本業と両立しやすい副業を選ぶと良い。
・本業の仕事に悪影響を及ぼす可能性があるので、なるべく体力仕事の副業をやらない方が良い。
・副業がバレるのは、住民税と同僚からの密告。
物価上昇に伴い、本来であればわたしたちの収入も上がるはずですが、なかなか上がらないのが今の時代。もはや副業は必須な時代とも言えるような状況となっています。
介護職に限らず、どんな方でも副業について真剣に考えて行動を起こす必要が出てきています。これから右肩下がりになっていく日本経済の中で、豊かに暮らしていきたいのであれば、副業について前向きに取り組んでいけると良いでしょう。
今回紹介した介護職の方へおすすめの副業や注意点をぜひ参考にして、今後のみなさんの副業を考える一助となれば嬉しいです。