大阪は特に介護事業を行う業者の多い場所として知られています。

ではなぜ大阪で特に介護事業が必要となっているのでしょうか?
大阪の介護事情について、概要をまとめているので参考にされてください。

・日本の高齢化社会

日本の衛生、医療、保障などの理由によって、日本人の平均寿命は飛躍的に伸び、結果として高齢化社会となりました。
平均寿命が伸びたことに加えて、出産率の低下もあったため、日本の人口における高齢者の占める割合が非常に多くなり、今後もその傾向は続いていくと予想されています。
2025年には全人口の30%が65歳以上、18%が70歳以上になると予想されているため、全人口の約半数が高齢者となる計算です。
70歳以上の方の割合は、引き続き伸びると予想されていて2055年には全人口の26%となる見込みです。
大阪府の見込みでは、こうした高齢化社会の傾向は都市部で急速に進み、現在すでに大勢の高齢者のいる場所では増加傾向は緩やかになると予想しています。
高齢化社会になると、当然介護が必要になる方も多くなり、5,000万人いる65歳以上の方の中で3,400万人の方が介護保険の被保険者となっています。

・巨大都市大阪の高齢化社会と介護事情

都市部の高齢化社会の進み方は、農村部など現在高齢者の多い場所よりも早いと説明しましたが、大阪はまさにその良い例となります。
高齢者の増加は、日本全国的には2000年から16年間で1.56倍でしたが、大阪では1.78倍と報告されています。
特に要介護と認定されている方の数も、16年間で全国的には2.84倍でしたが、大阪では3.96倍になるので、明らかに全国平均よりも多い数字です。
要介護に認定される方の数が多くなれば、その分介護施設を利用される方の数も増えることになります。
大阪では2000年から16年間で施設利用者の数は2.3万人から5万人に増加し、利用者は2倍にまで増えました。
結果として大阪の介護費用は約6500億円にまで増大し、この傾向はさらに続いていくと予想されています。
傾向が続いていく年数に関しては、データが様々ですが、2050年位までは右肩上がりになると予想されています。
つまり大阪における介護事業の需要は、非常に高いということです。

 

・大阪における介護事業の現状

現在日本全国に介護施設は15,000以上あり、その数は年々増加しています。
介護施設が増えてきたため、1つの介護施設で抱えきれないほどの要介護者の世話をするという事がなくなり、それぞれの介護施設で分担できるようになってきています。
大阪で75歳以上の方1,000人に対して14.9の介護施設があるとされています。
大阪における75歳以上の方の人口は約11万人であるため、介護施設の数は1,600ほどある計算になります。
つまり大阪には、日本全国的に見ても非常に多い介護施設が建設されている事になります。

・介護施設の種類

大阪にある介護施設は1,600以上ですが、介護施設と一言で言っても、いろいろなタイプがあります。
要介護者の自宅を訪問して介護を行う訪問型介護施設、要介護者が施設に行く通所型介護施設、介護施設に入所する入所型介護施設などがあります。
その他にも老人ホームに介護施設や介護サービスの付いた特定介護施設や、介護を支援してくれる介護支援施設などもあります。
自分で介護施設を開業する場合、どのタイプの施設を始めるのか慎重に検討しなければなりません。

・介護施設開設時の税理士の役割

他の事業を経営する事と、介護施設を運営する事は大きく異なっています。
介護施設を開設する時、運営をしていく時には介護収入や支援費収入というものが出てきます。
こうした収入に関しては、特別な管理方法が必要になってくるため、自分で管理をする事は難しいものです。
さらに介護施設を経営する際、消費税にも独特な面があります。
介護施設での収入は基本的に消費税が非課税となりますが、介護保険が適用される範囲と消費税が非課税になる範囲を適切に理解していないと違反になるケースもあります。
このような管理を行なってくれるのが税理士の仕事となります。

介護施設の需要は、高齢化社会の広がりと共に高くなってきています。
これは大阪に顕著に現れている傾向とも言えるでしょう。
すでに多くの介護施設があるものの、今後の75歳以上の方の人口増加を考えると、さらに介護施設は必要になるでしょう。

 

 

大阪の整骨院事情について私見的リサーチ

大阪は東京の人口には及ばないものの、900万人ほどの方が生活をしている都市であるため、多くの事業所が集まっています。
当然人口が多いため、大阪にある整骨院の数も多くなり、現在大阪では6,000院ほど開業しています。
整骨院での施術の金額は、それぞれの整骨院で異なっているため、施術料金も整骨院を選ぶ基準になります。

・寝屋川駅前整骨院

こちらの整骨院は、なるべく患者さんの出費を抑えられるように各種保険に対応しています。
どの施術が保険に対応しているのか、どの施術が対応していないのかを、はじめにきちんと確認しておく必要があります。
こちらの整骨院には、多くのプロスポーツ選手やオリンピック選手が通っており、さらに多くの医療の専門家もこちらの整骨院を推薦しています。

保険対応の施術に関しては、それぞれ保険適用の割合によって金額が異なります。
施術料金の3割負担の方は、初回1,300円まで、2回目は670円まで、3回目は580円までの負担となります。
これが2割負担の方であれば、初回は900円、2回目は480円、3回目は420円までの負担となります。
金額はあくまで平均的な金額であるため、症状や施術の内容、部位によって上下することはあります。
こちらの整骨院では保険適用外のB&M背骨ゆがみ矯正法という施術を行なっており、施術料は基本的には2,000円ほどです。

・ぷらす整骨院 京橋院

交通事故対応で、さらに初めて通う方でも苦にならないようにソフトな施術をしてくれるところです。
雑誌にも取り上げられる優良整骨院としても、知られています。
もちろん保険にも対応しているので、出費を抑えることができます。
施術料金の3割負担という方であれば、頚や胸椎の即効矯正施術1回目は1,500円、2回目以降は1,300円、腰部の施術料金は1回目が2,000円、2回目以降は1,500円となっています。
この整骨院独自のぷらす式骨盤矯正は、1回目1,200円、2回目以降は1,000円です。
骨盤矯正には定額制もあり、1ヶ月3,500円で骨盤矯正の施術を受けることができます。
あくまで料金は目安であり、痛みのある部位や症状、そして施術の内容によって変化します。
交通事故対応の整骨院であるため、交通事故による施術は自己負担金0円で行うことができます。

・恵メグミ整骨院

こちらの整骨院も交通事故対応のため、交通事故での施術は0円で受けられます。
なんとなく体がだるい、痛みがあるという症状が出ている時、骨盤が歪んでいることが原因かもしれません。
この整骨院で骨盤矯正を行うと、1,080円で施術を受けることができます。
さらに鍼灸療法を受けることもでき、施術料金は1,080円から3,240円です。
保険対応の施術に関しては、個々の施術によって内容が異なるため、料金が公開されていませんので、都度質問する必要があります。
こちらの整骨院ではクレジットカードによる支払いも可能です。

・多くの女性が通うくわじま整骨院

くわじま整骨院は、産後骨盤矯正のために通う女性が多いところです。
女性の産後骨盤矯正の料金は、1回コースでは3,500円、3回コースは9,000円、5回コースは13,000円です。
もちろん産後骨盤矯正と、通常の女性骨盤矯正の施術料金は同じです。
保険適用の施術もあり、患者さんの負担が3割の場合、1回目は1,800円、2回目は750円です。
2割負担の時は、1回目の施術は1,500円、2回目の施術は650円となっています。
他には女性の猫背矯正の施術は、1回コースでは3,800円、3回コースは10,000円、5回コースは15,000円です。

・塚本駅前整骨院

こちらの整骨院も多くの産後女性が通う整骨院として有名なところになります。
そのため産後骨盤矯正や女性の猫背矯正などの施術もあります。
産後骨盤矯正の施術は、施術時間60分で1回目の施術は4,000円で、2回目以降は2,500円となります。
通常の女性骨盤矯正も、同じ料金で施術されています。
保険適用の施術は、3割負担の場合1回目の施術は1,500円、2回目は670円、3回目以降は580円で受けられます。
2割負担の場合、1回目1,100円、2回目480円、3回目以降は420円までで治療して貰えます。

同じ大阪にある整骨院であっても、院によって施術の料金が異なっていることが、はっきりしています。
保険対応の料金では、大きな金額の差ではないものの、数百円の金額差が生じています。
保険適用外の施術になると、さらに金額差は広がっていくため、事前に料金体系をよく理解しておく必要があります。